2012年12月 発表会〈Salon Concerto 2012〉

STEINWAY SALON KANSAISTEINWAY SALON KANSAI
(Mini Hall)

Steinway & Sons
Small concert grand piano model C

 

 


全体を2部構成とし、まず第1部は、「ピアノを学ぶとは」「演奏の聴き方」について概論を知り、他の方の演奏が公開レッスン形態でのアドバイスのもと、どのように変化していくかを知っていただく勉強会。第2部は、第1部での経験を活かしての発表会。

 「ピアノを学ぶとは」のコーナーでは、ピアノを演奏するために必要なことをⅠ身体の使い方、Ⅱ豊かな感性や感情、Ⅲ分析力 という3つのカテゴリーに分類し、

例えばⅠでは、脱力する、椅子の高さ、姿勢、運指 腕や手首の使い方という基本から、それらがピアノスト脳という進化した脳を作り上げていくことに繋がるので、練習方法についてしっかりと考えていくことが必要であること、

Ⅱでは、音楽性の定義から、芸術全般へ視野を拡大していくこと、

Ⅲでは、再現芸術としてのピアノ演奏に必要不可欠な読譜力を初級・中級・上級の段階を追って学んでいくこと等々。

日頃レッスンの中で折にふれお話ししていることを少し系統立ててまとめてみました。

「演奏の聴き方」のコーナーでは、
当日のプログラム曲について、形式やスタイルに沿った聴き方を紹介しました。
・ソナタ形式の2種のテーマ、テーマの発展、調性の変化、再現部の始まり、再現部を聴きながら提示部との違いも聴き取る
・複合3部形式、ロンドソナタ形式を形式通りに聴き取り、それぞれの部分の音楽的内容を言葉で表現してみる
・調性の曖昧な曲の和声的な響き、メロディーに対する伴奏が様々に変化されている様子、コラール風の中間部では音楽的な表情がどのように変わったかなど感じとれたことを言葉で表現する
・対位法的手法で短いフレーズが何度も繰り返され複雑の絡み合っている構成を聴き取る等々…
演奏者がどのように曲を解釈して何を表現しようとしているかをわかりながら聴けるようになるってとても楽しいことですし、このように音楽作品をより深く知ると、自分の演奏時には作品と溶け合える楽しさを味わえます。
こんなことも、音楽によるコミュニケーションですよね!

Ballade No.3

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◇ ブログ “On the branch” … サロンコンサート 2012

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2012-12

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