音楽を教えることは、人の育ちに寄り添うこと。
宝塚すみれ音楽院では、音や指の動かし方を教えるだけでなく、生徒自身が感じ、気づき、考え、自分の音として表現していく過程を大切にしています。
長年にわたるピアノ指導の経験と、ダルクローズ・リトミックの専門性をもとに、幼児から大人まで、一人ひとりの成長と音楽に丁寧に向き合います。
教育理念
大切にしていること
教育の現場、海外での指導経験、そして様々な環境にある子どもたちと向き合ってきた中で見えてきたのは、「音楽は教え込むものではなく、自ら気づき、育てていくものだ」という思いです。
言い換えれば、「できるようにする教育」ではなく、「自ら育つのを支える教育」です。
【実践の二大柱】
1、ダルクローズ・リトミック(身体を通した理解)
音を頭で理解する前に、まず身体で聴き、感じる。なぜそう感じるのかを考え、最後に自分の音として表現する——ダルクローズ・リトミックは、この「感じる→考える→表現する」という流れを、身体を通じて育てるものです。
感覚的な体験を出発点とすることで、音楽は「覚えるもの」から「わかるもの」へと変わっていきます。
2、ツィーグラー奏法(無理のない身体の使い方)
ピアニスト藤原由紀乃氏に師事し、学び続けているツィーグラー奏法は、自然な身体の使い方から生まれる、無理のない音を追求する奏法です。
テクニックのためのテクニックではなく、自分の内側にある音楽的なイメージを、そのまま音として表現するための手段として、指導に取り入れています。
【指導を支える考え方】
3、自ら考え、学び続ける力を育てる
レッスンで教わったことをそのまま再現するのではなく、「なぜそうなるのか」を自分で考え、自分の状態を客観的に振り返る力を働かせながら、次第に自分自身で気づき、判断できるようになること。
それが、音楽を長く、深く続けていくための土台になると考えています。
4、一人ひとりに寄り添う、個別伴走型の指導
年齢も、経験も、目標も、生徒によって異なります。
決められた教材を一律に進めるのではなく、一人ひとりの歩みを見ながら、必要な内容とペースを共に考えていきます。
5、保護者とともに歩む教育
音楽の学びは、生徒だけで完結するものではないと考えています。
レッスンでの気づきや成長を保護者の皆様と共有し、対話を重ねていくことも、指導の大切な一部です。
ご家庭と教室が同じ方向を見ながら、お子様の育ちを共に支えていく——そうした関係づくりを大切にしています。
講師プロフィール

主宰・講師
泉 千草
宝塚すみれ音楽院 主宰
ピアノ講師
ダルクローズ・リトミック講師
略歴
ピアノを石川正司氏、藤原由紀乃氏に師事。ダルクローズ・リトミックを酒井徹氏に師事。
5歳よりピアノを始める。エリザベト音楽大学卒業。
大学卒業後、勤務した児童養護施設で、音楽が子どもたちに与える力の大きさを実感する。
その後、夫の転勤に伴い小学校教諭や音楽教室講師としても指導に携わる。
また、夫の駐在先であるジャカルタ滞在中や帰国後には、室内楽伴奏やコーラス指導、ソロ演奏活動を行う。
我が子の幼児教育を通じてリトミックに出会い、その本質を探求する中で、単なる技術習得にとどまらず、身体感覚を通して心とからだを調和させ、その人らしい豊かな表現をひきだすダルクローズ・リトミックの深さに着目する。
学びを重ねてリトミック国際免許(サーティフィケイト)を取得。大学非常勤講師(ピアノ)として勤務するかたわら、保育園及び各所講習会でリトミックの指導を始め、現在も教育機関でのリトミック指導を継続している。
一方、ピアノ演奏においては、かねてより「本物の奏法を追求したい」という思いがあり、2002年より国際的ピアニスト藤原由紀乃氏のもとでツィーグラー奏法を学び始め、現在も探求を深めている。
それぞれ別の道から始まった学びだったが、深めていく中で二つが互いを補い合う関係にあることを見出す。
以来、この両輪を軸に「宝塚すみれ音楽院」を主宰し、ダルクローズ・リトミックとピアノレッスンを融合させた指導に専念している。
資格・専門分野
- リトミック国際免許(サーティフィケイト取得)
- リトミック研究センター教員養成校修了
- 日本ベアタ・ツィーグラー協会会員
- 日本ジャック=ダルクローズ協会会員
- 日本ダルクローズ音楽教育学会会員
- 全日本ピアノ指導者協会(PTNA)指導会員

